ゲームの忍Shinobi

 スピード感がとても心地良いアクションゲームです。連続で敵を倒すと殺陣というイベントが自動で発生し、主人公がストップモーションで歌舞伎の如く見栄を切るのです。

決まればとても爽快です。永久に空中戦出来るように敵が配置されているので、初心者でもコツさえ覚えれば一回の瞬間移動と二回のジャンプ駆使して敵を倒し続ける事が出来ます。悪食という刀を携えていて敵を倒すと魄(はく)が生じ、それを悪食が食らうとどんどん強くなって、敵を倒しやすくなる仕組みです。

ただし魄が切れるとプレーヤーの魂(こん)を食らい始め、魂が尽きると敵に倒される前にゲームオーバーです。プレイタイムも得点に加算されるので、殺陣の発生回数と時間短縮が高得点の鍵になります。三つの忍法(巻物)を取得出来て大量の敵を一度に倒せますが、使うと殺陣が切れたり得点が大きく削られてしまうので、高得点を狙うなら使わず取っておきます。ボス戦だけは幾ら時間を掛けても得点に響かないので、雑魚キャラを倒しつつ、魄が切れるのと落下に気を付けながら殺陣を狙ってボスを倒します。

 朧という忍者の里が襲われ、仲間だった忍者が殺され呪符で操られて襲ってきます。強者の仲間が敵のボスキャラとして登場するのです。東京の真ん中に江戸城の天守閣が出現しそこが最終目的地です。そこでヒルコという最終ボスが秀真(ほづま)という主人公の悪食の食らった魄を狙って待っているのです。

 シチュエーションは神社やお寺、街中やビルの屋上、地下街や洞窟内と色々ありますが、桜が舞い散る神社の境内や公園が一番美しかったと思います。現代風の建物と和を感じさせる映像に様々な工夫がされていてゲーム以外にも楽しめた作品でした。兄との後継ぎ対決の確執や幼馴染みとの悲恋などドラマ性も忘れていません。