スーパーファミコンとして初めて登場したロックマンXは、使用したボスの武器を使える事が醍醐味です。使用したボスの弾とは異なる形で武器を発射して、ステージを簡単にクリアできたり、特定の武器に関してエリアのボスに効きやすい考えは画期的であると思いました。初代から登場したゲームより操作性を発展させている事が特徴で、壁蹴りやスライディングなどの多様なアクションをしながら各エリアを攻略できました。仮に目的地に向かっていって、小さな穴に落ちたとしても壁蹴りによって上に這い上がれる事も可能です。
ロックマンXの武器は初代から有名なロックバスターですが、3段階まで溜めて放てます。今作は武器をパワーアップできる装置があって、ロックバスターの威力を高める装置がある事で、ファミコン版よりも敵が倒しやすい仕様になっている事を感じました。敵から手に入れた武器も溜めて打つ事が可能で、ボスに関して弱点となる武器を使用した場合に絶大な威力になる事で、戦闘で有利になる所が面白いです。
ロックマンXと戦う敵もこだわりを持っていて、ステルス仕様で姿を消すボスが特に面白かったです。ペンギンやカメレオンなどの動物をモチーフにしていて、グラフィックに関しても動物の特徴を醸し出していました。特定の武器を使用すると、蛸の足が吹き飛ぶなどのアクションも多彩です。
エリアを進んでいくとライフを増幅するアイテムがあったり、パーツを装備してロックマンを強化する施設が多く点在しています。パーツを手に入れる事によってスライディングが可能になったり、受けるダメージを軽減できる事でゲームの進行に有利になる事が面白いです。スーパーファミコンのハードになって、音質や画質が上昇した事によって主人公を動かす時の背景が綺麗でした。
ロックマンXは、隠し要素がある事も面白さの1つです。炭鉱のステージをクリアしてから、ステージ内である条件を満たすと波動拳というアイテムを手に入れられて、波動を放射できるようになります。基本的にはライフが全快の状態で無いと使えないが、波動拳が敵に当たった場合に一撃で倒せる事が驚きです。例え最終のボスであっても波動拳が当たれば、一発で仕留められる事でクリアする事が簡単になると感じました。