好きこそ物の上手なれ!「信長の野望」は歴史の大先生

私が好きな思い出のゲームソフト、それはコーエーの「信長の野望、全国版」です。

ファミコン用ソフトで出ていた日本の戦国時代を題材にした国取り(陣取り)ゲームですね。

出会った時点ではまだ学校で歴史を習う以前の年齢でしたので、当然何が何やらさっぱりでしたね。

当時家にはソフトがこれ一本しかありませんでしたので…まあやるしかないですよね。

このゲームは日本の土地が舞台ですから、当然日本地図が出てきます。

そこで一つ目の壁にぶち当たります。

「日本地図が理解できない」

学校に上がる前ですから仕方ないのですが、初歩の初歩からのスタートでした。

家にある地図を眺めながら大体の位置、国の名前を一生懸命に覚えた記憶があります。

今の地名とかなり違いますから、その辺も苦労しましたね。

なんとか地図を頭に入れて、次の問題が「武将を知らない、そもそも武将って何?」

…本当に、呆れるくらいゼロからのスタートでした。

それでもめげずに調べながら続けられたのは子供特有の旺盛な好奇心の賜物でしょうね。

そして苦心の末プレイできるようになったとき、私の頭には日本の歴史(戦国時代のみですが)の知識がどっさり溜め込まれていました。

本来であれば学校で嫌々暗記しなければならないハズのものが遊びながらにして得られてしまったのです。(ちなみに私は暗記力が乏しく他の科目はサッパリです。)

お得ですよね、嫌々やるのと好きでやるのではここまで違うものかという所ですね。

私にとって「信長の野望」は歴史の大先生、この分野に限れば学校の先生よりお世話になっていること間違いなしです。

ファミコンで初めて出会ってから何年経ったでしょうか…今では続編のシリーズも多数出ています。

勿論続編もプレイはしているのですが、やはり一番に挙げるとなると

「信長の野望、全国版」

これになりますね。

私の歴史オタクとして、ゲーマーとしての全ての始まり、とても思い出深い作品です。

どれだけハイスペックな続編が出ようとも、やはりこれが一番好きですね。