デビルサマナー 葛葉ライドウ対アバドン王

葛葉ライドウ対超力兵団の続編です。

前作より引き続き、大正時代の雰囲気がとても魅力的です。音楽も曲数はそんなに多くありませんが、世界観によくあっています。まず、ライドウの学生帽にマントという服装が非常にかっこいいので、それだけで現代もののペルソナよりもテンション上がってしまう人もいるのではないでしょうか。

前作の「超力兵団」と違って、戦闘に悪魔が2体出せるようになったので戦闘が面白くなっていますし、新しい登場人物である凪もとても可愛らしいです。

ストーリーも魅力的で、横溝正史的な世界といいますか、民俗学的な話のからんだおどろおどろしい雰囲気が好きな人にはどんどん引き込まれていくのではないかと思います。

ペルソナシリーズは全体的にRPGですが、ライドウシリーズは戦闘はアクションなので、スリルのある戦闘が楽しめます。悪魔合体も健在ですので、個性あふれる悪魔との会話や戦闘、連れて歩く時のそれぞれの特技などを使いながら謎を解いていくのが面白いです。

また、別件依頼というストーリー本筋とは違う依頼を探偵としてこなしていくサブイベントもありますし、エンディングもマルチエンディングとなっていますので、何度も楽しめるよい作品だと思います。