このゲームは人を選ぶ、、
というよりも人によっては簡単にクソゲーの烙印を押してしまうでしょう。
何と言いますか、早すぎたゲームだったのです。
まだ技術が追い付いていなくて、非常に難易度の高い作品になっています。
しかし、ハマってしまった人にとっては堪えられないでしょう。
このゲームを発売したのはフロムソフトウェアで、
今でこそダークソウルや、デモンズソウルで世界的に注目されていますが、
同じようなゲームを初代プレステの頃から作っていました。
全く日の目を浴びていませんでしたが、、。
しかし、それも当然といえば当然の評価でした。
ゲーム内容としては、一人称視点で、暗く不気味なダンジョンの地下に潜り、
途中でアイテムを入手し、敵を倒しつつ、進んでいくという感じなのですが、
いかんせんポリゴンは粗く、カメラワークは悪く、要所での説明がないため
プレイヤーに対し、非常に不親切な仕上がりとなっています。
ロードも長いし。
ですが、独自のダークな世界感が魅力でついついプレイしてしまいます。
アホみたいな難易度ですが、プレイしているうちに慣れますしね。
このゲームをプレイしていた当時は無我夢中で、
開発者がどういう作品を作りたかったのか?とか、
何に対してこだわっているのか?ということに関し、
全くの無頓着でしたが、ダークソウルやデモンズソウルのような作品を
手探りで作ろうとしていたのだと、今なら解ります。
そういえば、フロムソフトウェアはシャドウタワー以前にも
キングスフィールドという3Dポリゴンのゲームを作成していました。
そう思うと何だか感慨深い気持ちになりますね。
このゲームは今プレイすると間違いなくキツいですが、
フロムソフトウェアの歴史を語る上では外せない1本です。
プレイヤーキャラクターを長時間操作せずに放置しておくと、
いきなり荒い吐息を吐き始めるあたり、良い味出してます。