ブシドーブレード

今回書かせていただくゲームのタイトルはブシドーブレードです。

スクウェア(現在はスクウェアエニックス)が発売したゲームですが、、

これは凄いゲームです。リアルに武士道を再現しています。

いえ、、凄いを通り越してもはや信じられない域に達しています。

端的に言えば暴挙です。

このゲームをリリースしていた頃のスクウェアは良い意味でアホというか、

定期的に、せがれいじりなどの狂った作品をリリースしていました。

(一方で武蔵伝などの名作もリリースしています)

本作も、他の追随を許さない程の個性的な作品と言えなくもありません。

折しも、当時は格ゲーが流行しておりましたので、

時代の徒花というか、

他社の格闘ゲームに対するアンチテーゼ的な意味合があったのかもしれません。

兎に角この作品が唯一無二であることは確かです。

何せ、このゲームはこれまでの対戦格闘ゲームにおけるセオリーを

ことごとく無視し、独自のゲーム性を追求しています。

そして、その結果として圧倒的な手触りを獲得しているのです。

まず、ユーザーインターフェイスから圧倒的です。

体力ゲージが表示されていません。

それどこかゲージや、バーの類は何も表示されていません。

残り時間すら表示されていません。そういうのは武士道ではないからです。

わかりますか?僕には解りません。リアリティを追求したのでしょうか、、。

想像するばかりです。

次に決着方法です。如何にして終わるのか。

通常は体力ゲージがなくなるか、時間切れになれば終わりますが、

このゲームにはそういったテンプレートな決着方法は用意されていません。

手にした刀で切って、相手が動かなくなったら勝ちです。解りやすい。

それも何度も切る必要はありません。

場所にも依りますが、大体は一太刀浴びせれば事切れます。

リアルですよね。そうですよね。普通、刀で切られれば絶命します。

とことんリアルを追求した作品です。

そして、ゲームにはある程度のデフォルメが必要なのだと

教えてくれた作品でもあります。